【まいにちと花】<br> 如月2月 「春を呼び込んで」
2021/02/01
COLUMN
【まいにちと花】
如月2月 「春を呼び込んで」
―日常使いの器に、季節の花を添えて―


::::::::::::花と写真 井出 綾::::::::::::



節分、立春を迎える2月、
暦の上では新しい季節がやってきます。
実際はまだまだ寒さが厳しいですが、
ふとした時に春の兆しを感じると、
硬くなっていた気持ちや身体が
ふわっと少し綻んだりするのが嬉しい時季です。

そしてこの時期は、
ラナンキュラスやチューリップにヒヤシンスなどなど、
カラフルで可愛い春の球根花がたくさんで、
気持ちを晴れやかにしてくれますよ。
さりげなくシンプルに飾って、暮らしに春を呼び込んでください。


 

緩やかな曲線がきれいな足付きのガラスの花器に、
ラナンキュラスとミモザを伸びやかに生けました。

透き通るような質感の花びらが魅力の
ラナンキュラスにつぶつぶが可愛いミモザ、
どちらも茎の動きが軽やかで春らしく、ガラスの器にお似合いです。

赤みがかったピンクに黄色が差し色になり、
より透明感を感じる花飾りになりました。
節分にぴったりの縁起良きフクロウのオブジェを添えて、
春と一緒に福も呼び込みましょう!

 







<ポイント>
ミモザは長いままを1本、もう1本は2つに切り分けます。

三方から茎をクロスして生け、ベースを作ります。
クロスしたところを花留めにラナンキュラスを放射状に挿しましょう。

この時にラナンキュラスの長さや向きに変化を付けて、
少し右側に花が寄るように生けると全体に流れができます。



ドロップベースH20
ウッデンフクロウS




井出 綾

花手・プランツスタイリスト Bouquet de soleil主宰


フリースタイルのフラワーアレンジメント、ランドスケープデザインを学んだのち

フリーランスで活動。「自然と暮らしをつなぐ花」をコンセプトに、広告、雑誌、web媒体や

イベントなどでの花生け、スタイリングやワークショップ、レッスン、

また植栽プランニングなどを通して暮らしの花を提案している。

http://soleil-net.com/