葉月8月、夏本番がやって来ました。
年々暑さが厳しくなっていて、日中は戸外へ出るのも大変ですが、
それでも四季のある日本では、夏も大切な季節です。

夏休みの旅行やお盆の帰省などを、
楽しみにされている方も多いと思います。
子供の頃のような長いお休みはないですが、
やっぱり8月、せっかくなのでバカンス気分を
暮らしの中でも楽しんで元気に過ごしましょう！！

ビニール素材の篭バッグに、
暑さに強い熱帯の花アンスリュームと、
パニカムというグラス植物を生けました。

ミャンマーの伝統的な手編みで、
編み柄が花のように見えるフラワーバスケット。
フューシャピンクの花柄でパンチが効いた篭には、
輪郭がはっきりした花材で花色をシンプルにまとめ、
インパクトのある花生けを。

涼しげなグラスを加えて、
エキゾチックに夏らしく、バカンス気分の花飾りが完成です。

＜ポイント＞
カゴと花の一体感が取れるように、
落としを左側に寄せて入れ、
花がカゴの真ん中あたりに来るように生けます。

茎をクロスさせながら、
前と後ろ、右側に向うように生けて立体感を出しましょう。
グラスで空間を大きく取ると、涼やかさもアップします。




●手編みフラワーバスケット 小

井出　綾

花手・プランツスタイリスト Bouquet de soleil主宰

フリースタイルのフラワーアレンジメント、ランドスケープデザインを学んだのち
フリーランスで活動。「自然と暮らしをつなぐ花」をコンセプトに、広告、雑誌、web媒体や
イベントなどでの花生け、スタイリングやワークショップ、レッスン、
また植栽プランニングなどを通して暮らしの花を提案している。

http://soleil-net.com/

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