【まいにちと花】<br> 師走12月 「聖夜」
2022/12/01
COLUMN
【まいにちと花】
師走12月 「聖夜」
―日常使いの器に、季節の花を添えて―


::::::::::::花と写真 井出 綾::::::::::::



12月、クリスマスシーズンの到来です。
街のイルミネーションも始まって、クリスマスカラーに心躍る季節になりました。
今年はどんな風に過ごそうか?と、計画を立て出す頃ですね。
ツリーやリースにスワッグなど、クリスマスのデコレーションを始める方も多いと思います。

この頃のおすすめはやっぱり針葉樹。
ほんの少しでもクリスマス感が出て、冬らしさもいっぱいです。
聖夜まで、深い森の香りに包まれてお過ごしください。




柔らかな質感のマグカップとプレートを使い、クリスマスシーズンの花生けをしました。
白化粧としのぎが施された益子焼の器は、和食器ながら洋風な花も似合います。

ニュアンスのある秋色アジサイとユーカリポポラスをマグカップに。
プレートには針葉樹と松かさを乗せ、ドロップガラスのライトを飾れば、
シックなクリスマスのデコレーションが完成。
さりげないクリスマスの飾りで12月を過ごすのもおすすめです。









<ポイント>
プレートの後方にマグカップを乗せ、松かさを1つ置きます。
その後、針葉樹を積み重ねるようにプレートに乗せます。

片側だけでなく、ひと枝は反対側からV字になるように置き、
2つ目の松かさをバランスをみて添えましょう。

マグカップは取っ手が見えるように口元の内側に紫陽花を入れ、
ユーカリを下と上方向に入れます。



●キナリ リンカプレートL
●キナリ ストレートマグカップ
●クリアードロップライトガーランド20球





井出 綾

花手・プランツスタイリスト Bouquet de soleil主宰

フリースタイルのフラワーアレンジメント、ランドスケープデザインを学んだのち
フリーランスで活動。「自然と暮らしをつなぐ花」をコンセプトに、広告、雑誌、web媒体や
イベントなどでの花生け、スタイリングやワークショップ、レッスン、
また植栽プランニングなどを通して暮らしの花を提案している。

http://soleil-net.com/