【私の部屋50周年】<br>COLUMN vol.13 四季を愛でる暮らし
2022/08/08
COLUMN
【私の部屋50周年】
COLUMN vol.13 四季を愛でる暮らし

お気に入りの家具で揃えたはずの部屋なのに、
何か満たされないと感じていた頃、
答えをくれたのが『私の部屋』でした。

足を運ぶ度に変わる店内にはいつも
季節を感じる提案が散りばめられていて、
私の暮らしに欠けていたのはコレだと分かったと同時に、
ここで働きたいと強く感じた事を今もよく覚えています。

上京するまで田舎で暮らしていた私。
当時、四季はただ当たり前に流れていくものと思っていました。
食卓に並ぶ山の幸と旬の魚。
どこまでも続く黄金色の稲穂や、白銀の世界。
今思えば贅沢な景色を駆け抜けたあの頃の記憶は、無意識のようでいて、
私の中に深く刻み込まれていたのだと気付かされました。


 

それからというもの、
今日の料理にはどの器が合うだろうと選んだり、
頑張ったご褒美に季節の花を足したり、
手元で行う小さな模様替えを日々楽しむようになりました。

部屋という小さな箱に四季を持ち込む贅沢。
些細なことで暮らしは豊かになる。
私の部屋で教わったことです。

そして、今では商品企画として
それを届ける側となりました。

これからも暮らしを楽しむ為の
きっかけや答えを持ち帰っていただける
お店であり続けたいと思います。


私の部屋 商品企画 スタッフ