【くらしの歳時記】<br>10月8日は「寒露」
2021/10/08
COLUMN
【くらしの歳時記】
10月8日は「寒露」

今日は二十四節気の一つ「寒露 かんろ」です。
草や葉に宿った露が冷たく感じられる頃。
暦の上では晩秋ですが、日中はまだ暑い日もあり、
実際には少しずつ小さい秋を見つけられるようになってきました。

川沿いには澄み渡った青空をバックに
背丈以上に伸びた群生するススキ。
秋の日の光を透過し、
風にそよぎ穂をあげたススキは
白金の波のように輝いていました。



青空に穂が揺れる姿はもちろん、
夕日を浴びてキラキラ輝く様も風情があり
秋の深まりを感じさせてくれます。


秋は空気が澄み、月や星が美しい季節でもあります。
来る10月18日は十三夜です。
十五夜に次いで美しい名月として親しまれてきた十三夜。
十三夜にもススキを飾り、
秋の夜長と共にお月見をお楽しみください。